DAY39~小池龍之介さんの”お詫びとお別れ”に思う

小池龍之介さんの「お詫びとお別れのお話会」に行って来ました。

小池龍之介さんは、僧であり、瞑想の修行者・指導者でもあり、多数の著書をお持ちの方です。

私は小池さんの瞑想講座に一度参加しただけだったのですが、自宅に「お詫びとお別れのお話会」の案内のハガキが届きました。

概要を読んでみると・・・

自分が解脱できるんだという幻覚や尊大さのために、手痛い挫折を経ました。そして旅の中では、これまで自分の状態を買いかぶっていたことにも気づかされ、いま、再出発を図ろうとしております。

中略

今後は本を書いたり人に教えたりすることはやめて、瞑想をしながら世捨て人のような形で、ひっそりと生きてゆきたいと考えています。もしそのうち、万が一にも、自分なりに納得のゆくことがありましたら人前に伝えに戻って来たりする可能性はゼロではありませんが、このまま戻ってこない可能性が高いと思います。

これはどういうことかと思い、お話を聞きにいってきました。

小池さんのお話会

買いかぶりとお詫び

小池さんがおっしゃるには、ご自身が解脱に近いと思い、解脱を目指す瞑想修行の旅に出たそうです。ところが、旅の中で解脱には程遠いことを思い知らされ、自分自身のことを買いかぶっていたと痛感したそうです。

そして、そんなご自身が人に教えることで良からぬ影響を与えていたことと思い、その悪影響を回収するためにもお詫びの機会を設けることにしたというのです。

ここ一年の顛末

お詫びの言葉に加え、小池さんはここ一年あまりの顛末も語ってくださいました。

一年ほど前、ちょっとしたことがきっかけで、手を使ったヒーリングを試す機会があったそうです。そのヒーリングは気功ではないんだけど気功っぽいような感じで、興味を持った小池さんは最初はご自身に試し、身近な動物や人に試してみると、痛みが消えるなど実際に効果があったそうです。

それで他の人にもヒーリングを施すようになると、病からの回復など奇跡的な癒しの効果があったんだとか。

奇跡はそれだけに留まらず、過去生がよみがえったり、人の過去や過去生がわかるようになったり、不思議な「声」が聞こえるようになって「未来はこんな風になる」など教えてくれたりと、様々なことが起こったそうです。

そして手を使ったヒーリングを続けていたものの、最初は起こっていた奇跡がだんだんと起こらなくなっていったそうです。奇跡が起こらないだけではなく、だんだんと不気味さを帯びてきたんだとか。

ヒーリングの相手から何かが流れ込んでくる感覚があって、まるでイタコのように”自分でないもの”に影響され、小池さんが叫び声をあげるようなこともあったんだとか。

そのような状態で「声」に導かれて「解脱修行」の旅に出たものの、途中で不調にみまわれて瞑想が全く出来ない状態になったそうです。

瞑想をしていると体に停滞したエネルギーが上の方へと抜けていくのですが、この不調ではエネルギーは抜けずに体の中に溜まって、まるで天罰でも受けてるかのようなつらさで全く瞑想が出来ない状態だったそうです。

瞑想が出来なくなることで、ちょっとしたことでイライラしたり、駄々っ子のような気持ちになったり、悲しみが溢れてきたりして、小池さんは自分が思っていたほど「解脱」には近くなかったことを痛感したそうです。

お別れ

小池さんは、ご自身が大きな影響力を持っていることを知っていて、それ故にこのような状態で教え続けることは出来ないと思い至ったそうです。

今後は教えることもやめ、僧であることもやめ、瞑想をしながらひっそりと生きていくとのこと。

小池さんの話を聞いて・・・

小池さんを慕う人たちも多いようですし、教えることを辞める必要はないんじゃないかなぁ、と個人的には思いました。
きっと、「教える立場の人」が完璧であることなんてないんだと思います。解脱でもしない限り。

でも、解脱した人だけが「教える」ことが出来るんだとしたら、世の中には「先生」がいなくなっちゃいます。

誰だって失敗する。先生だって失敗する。

そのことを挫折談をもって語ってくれた小池さんのお話はとても貴重に感じました。

本記事では私の印象に残った部分を記事にしました。

小池さんの意図を正確に理解したい方は、下記の音声を聞くことをお勧めします。
旅の挫折談と、お詫びとお別れの話会
期間限定らしいですが、小池さんご自身のお声です。

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